ガガ様とバブル

見事な腹筋は私の理想。そう、ガガ様であります。レディー・ガガが7度目の来日を果たしましたが、今回は摩訶不思議サングラスが話題を呼んでいます。電話機をモチーフにしたかなりユニークなサングラス。何ともシュールな感じはちょっとダリっぽい。彼女は骨の髄までアーティストです。

花魁道中を彷彿とさせるいつもの15センチのハイヒールは圧巻ですが、ベージュ系のセットアップのパンツスタイルはいつもよりは大人しめな印象。でもそのブランド名を聞いて、ちょっとタイムスリップ。「ノーマ・カマリ」ガガ様お気に入りのNYのブランドと朝ワイドの芸能コーナーが伝えていました。

「ノーマ・カマリ」。いまだ健在だったのですね。あれは、バブル期も後半の頃。肩パットに真っ赤な口紅で突っ張っていたあの頃。デイリーに愛用していたブランドがまさに「ノーマ・カマリ」だった。

ウェストをきゅっと絞り上げ、厚さ3cm以上はある肩パット、近未来的なシルエットのカットソーが着やすくて、本当にたくさん買いまくっていました。一度、あのシルエットを体験してしまうと元に戻れない魔力を秘めたブランドだった。

普段着も肩パットで武装していた20代のワタシ。心も洋服も鎧で固めていたのだ。何が怖くて、あんなに肩いからせていたのだろう。きっと、何者でもない自分、本当は中身が空っぽで何にも知らない自分を認めるのが怖かったんだ。今ならわかる。それが若さというものだ。

両肩に乗っかっていた肩パットが少しずつ薄くなり、いつの間にか「ノーマ・カマリ」の洋服もクローゼットから消えていきました。ちっぽけで情けない自分も愛せるようになった今、実に久しぶりに耳にした懐かしいブランドの名前。それがガガ様ご愛用ブランドとは。今をときめき続け、攻めまくる現代のアイコンの御用達だ。

ちんまり落ち着きなさんなよ。人生、刺激と前進よ。ガガ様のファッションにちょっと気持ちいい喝を入れられたような気がした。たまには「攻めのファッション」してみようか。

(写真は)早速、ランチで「攻め」てみました。最近お気に入りのスープカレー屋さん。がっつり「ハンバーグ&野菜」をセレクト。表面から想像できないが、スープカレーの水面下に沈んだ部分が分厚い。食べ応えたっぷりのハンバーグ。今晩も足がぽっかぽかになりそうだ。