もういくつ寝ると
60年ぶりのかるた遊び。
読み札が味わい深い。
「墓参り 下見ですかと たずねられ」
笑いとともに、年月を重ねた手と手が「は」の札を取り合う。
平和な「もういくつ寝るとお正月」の風景。
昨日25日(月)UHB「さあ!トークだよ」の特集「シルバー川柳」。
大人気の第3弾の本とともに発売された「シルバー川柳かるた」を
札幌の川柳愛好者の皆さまに楽しんでいただきました。
「かるた遊びなんて60年ぶり」とおっしゃる笑顔が実に楽しそう。
老いの現実をユーモアと鋭い時代感覚で笑い飛ばすシルバー川柳の名作ぞろい。
自分を明るく笑い飛ばすということは
年齢を重ねた人生の達人なればこそ。
若いうちは自分を客観視することはなかなか難しい。
人間の機微を心の言葉で恬淡と詠む。
人生の先輩たちがかるたに興じる姿に大いに学ばせて頂きました。
この「シルバー川柳かるた」、実によくできています。
読み札はシルバー川柳の傑作ぞろい。
取り札はどれもほのぼのとした温かいイラストが描かれ、
その裏には「ハイブリッド」「ツイッター」「エグザイル」などなど
新しい言葉のワンポイント解説が書かれているのです。
「は」の表は「墓参り・・・」裏返すと「ハイブリッド」の解説がありました。
これがまたよく説明されていて感心。
「ハイブリッド」なんて、私も「お洒落な車」くらいに思ってた(笑)。
たとえば「グーグル」。
日頃、さんざん毎日お世話になっていますが、
いざ5行で説明せよと言われても、なかなか難しい。
これが検索エンジンの何たるかをさくっと解説したうえで
最後の一行にこう書かれている。
「スキーのゴーグルとは違う」・・・(笑)
和気あいあいのかるた遊びのさなか、誰かが尋ねる。
「あれ?このグーグルって、何だ?」
「ほれ、あれさあれ、スキーの時にかけるでっかい眼鏡さ、グーグル」
「あ~、グーグル、グーグルね、そうだそうだ」・・・
「シルバー川柳かるた」の製作者はここまでのシチュエーションを想定して
傑作かるたを仕上げたのだろうか(笑)。
もういくつ寝るとお正月。
今の子供たちはお正月を指折り待つこともないし、
家族でかるた遊びもあまりしないかもしれません。
でもあとひと月もすれば、お年玉集金作戦の開始です。
キミの「明けましておめでとう」を
首を長くして心待ちにしているおじいちゃんおばあちゃんに
このかるたをおみやげにするのも楽しいサプライズかもしれない。
何十年ぶりのかるた、はじめてのかるた、
きっと楽しいと、思うよ。
☆本日11月26日(火)のUHB「さあ!トークだよ」のテーマは
「月刊 野宮ジャーナル Vol.2
潜入!禁断の触れあい?大人の女がときめく個人レッスンの世界」
ドキドキするタイトルですね~。
今話題の「パーソナルトレーニング」とはいかなるものか?
若いイケメンのパーソナルトレーナーとのマンツーマンレッスンも体験取材。
ちょっと気になる禁断の世界?
ぜひぜひご覧ください!
(写真は)
かるた遊びのおともにお似合い。
季節の和菓子が勢ぞろい。
「あんこ特集」でご紹介した三恵堂さんの11月の上生菓子。
「木枯らし」に「姫椿」「銀杏」・・・
菓銘の響きにうっとりにします。
真っ白い雪が降る直前、
落ち葉が舞い散る11月霜月の風情をお菓子に写し取る。
かすかかすかな季節の移ろいを見逃さない感性。
ひとつひとつに個性を与えながらも、
お菓子が集まったときの全体の調和も忘れない。
和菓子職人さんは、お菓子のマエストロだ。



