動かぬ証拠

「証拠を見つけた!」

買い物から戻った夫がまたまた興奮して叫ぶ。

ウチは湾岸署じゃないんですけど(苦笑)

彼の手の中にあったのは、

一個の割れたくるみ。

そうです!

おととい25日付けのブログに書いた「くるみ割りカラス」の犯行を示す、

「動かぬ物的証拠」を現場である駐車場で発見したのでした。

まあ、見事に真っ二つに割れたくるみ。

中の実はきれいに食べられています。

マンション8階ほどの高さから、駐車場の地面めがけてくるみを落下させ、

固い殻を割ってついばんだ犯行の一部始終を物語る、ゆるぎない証拠であります。

くるみ割りカラス、言い逃れはできないぞ(笑)。

しかも夫はまさに犯行の瞬間の有力な目撃者。

割れたくるみを一心不乱についばむ姿を見たそうです。

くるみのDNAを解析すれば、犯人のカラスも特定できるでしょうが、

素手でつかんだ夫の指紋も検出される。

ややこしい(笑)

朝から冷たい時雨模様。

カラスも冬までに栄養をつけなくてはとくるみ割りに余念がないようです。

空から降ってくるのは、初雪ばかりではありません、

くるみにもご用心の晩秋の日曜日でありますが、

確かにくるみには滋養があります。

秋の深まりとともに恋しくなるのが「くるみのお汁粉」。

昔よく行った中華料理店のご自慢デザートでした。

今はお店を閉めてしまったようで、我が家的に幻の一品となってしまいました。

また食べたいな、優しい味のあのお汁粉。

青磁の器に温かい湯気をたてる乳白色のポタージュのようなお汁粉。

くるみを炒って、すりつぶし、お砂糖、牛乳、エバミルクなどを加えて

小さな白玉を浮かべた滋養たっぷりの秋冬のデザートです。

とろりと甘く、香ばしく、後味が優しい白いお汁粉。

香港の甘味店などでは「合桃露」などという名前で出されます。

くるみの形は脳に似ていることから、

昔から脳によく、老化防止につながるといわれてきました。

アンチエイジング的にも注目されるオメガ3をナッツの中でも一番多く含みます。

頭の良いカラスが必死についばむのも、

こうした栄養効果を知ってのことか。

恐るべし、くるみ割りカラス。

二つに割れたくるみ。

この動かぬ証拠をどうしよう。

湾岸署なら、洒落で処理してくれそうですが(笑)、

とりあえずは、厳重に自宅保管しておきましょう。

それにつけても・・・恋しいな・・・

あの「くるみのお汁粉」。