都市の縁側
トゥエニィ・トゥエニィ
この英数詞がしばらく流行語になりそうな気配です。
「TOKYO2020」に沸く昨日の日曜日。
まずはカラダ作りと、とりあえずジムに行ってモーニングヨガ。
空のご機嫌も良さそうだったので、午後から大通公園までお散歩しました。
片道のんびり歩いて50分ほど、イイ感じの股関節トレーニングです。
いつもは通らないような小道、裏道を選んで歩くいつもの街。
あれ、ここにこんなお店が。小さなビストロや隠れ家カフェ、
都市の隙間を埋める素敵なスポットをいくつも発見します。
昭和の香り濃い古い古いビルに
中国茶館やスープカレー屋さんなどクセモノ系ショップがひしめいていたり。
札幌の街は広い道が碁盤の目に交差する整然とした印象がありますが、
どうしてどうして、なかなかディープな魅力を秘めています。
自分の住む街を旅人のふりをしてお散歩する。
秋晴れの日曜の午後の小さな旅です。
にわか旅人が気づいたもうひとつの魅力。
雪が多く、冬が長い札幌の街には少なかったオープンエア空間が増えたこと。
店先にデッキが作られていたり、
小さなスペースに椅子とテーブルが置かれていたり、
オープンカフェスペースをしつらえているお店が本当に多くなりました。
そんなお店の多くは若いオーナーのよう。
お散歩に疲れた足を休めて、ちょっと一息入れるには絶好の空間。
狸小路では昼からもうもうとジンギスカンの煙をあげるオープンカフェ?も(笑)
人はお外で食べたり飲んだりがどれだけ大好きなのでしょう。
以前にも触れましたが
駅前通りでは実験的な国道路上カフェが試験営業中です。
図面上ではいかに美しい都市計画でも
そこに人々の笑顔やふれあいやにぎわいがなければ、生きているとはいえません。
都市の生命力の大事な補給源のひとつが
こうした建物の内側でも外側でもない空間かもしれません。
江戸からついこの間の昭和の街にはあった「縁側」的空間です。
家の内でも外でもない「縁側」は実に優れた社交空間です。
いつも開かれていて、来る者を拒まず、去る者を追わず。
同じ景色、同じ空の下、同じ季節を感じながら、
自然にコミュニケーションが生まれ、
自然発生的にコミュニティーが生まれていく縁側空間。
成熟した都市には「縁側空間」が必要なのです。
SAPPORO1972
あの冬のオリンピック開催から41年。
札幌も都市として成熟期を迎えています。
オリンピック開催によって、地下鉄が開通し、住宅建設が進み、
インフラ的には世界的な都市の仲間入りを果たしましたが、
冬の隙間風がまだまだ冷たい都市の隙間があるのは否めません。
すっきり整然とした都市計画に人間臭い有機性を。
若者世代がいち早く気づいた都市の縁側空間の魅力。
冬場の縁側対策も彼らだったら、するりといいアイデアが出てきそう。
都市の縁側空間。
もっともっと伝染すればいいな。
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(写真は)
さすが亜熱帯都市、縁側空間だらけが魅力的な那覇。
縁側には猫がつきもの。
やたらと猫が多い国際都市。
市場の猫の奥に猫、その奥にもまた猫(笑)
ディープな魅力は底知れない。

