アロハの海

秋の味覚、秋刀魚漁も好転の兆し。

根室のさんま祭りも大盛況のようです。

ようやく北海道の海もいつも秋らしさとなりつつあるようですが、

秋鮭の網に、マグロやブリやマンボウやフグがかかっちゃう今年。

猛暑から続く海水温の高さが原因と言われていますが、

ちょっと驚きの秋でもあります。

暖かい海からの珍客の中でもひときわ個性的な魚がシイラ。

お顔の大きいブリのようなスタイル。突き出たおでこがかなり印象的。

なんとハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれる高級魚であります。

アロハの海で獲れる魚が秋鮭の網にかかる。

北海道の海がハワイ化している?

しかし、ハワイでは高級魚でも、北海道の浜では取引のない魚。

10キロの大物でも100円の値しかつかなかったとニュースが伝えていました。

マヒマヒ10キロが100円?1ドルそこそこ?

アンビリーバブルなお値段であります。

マヒマヒは美味しい白身魚。油との相性が抜群で、

ハワイではマヒマヒのフライやムニエルがメインメニューとして大人気です。

マヒマヒ・バーガーもハワイならではのご当地フィッシュバーガー、

ちょっとブリに似たこくのある白身が

マヨネーズやマスタードソースによく合います。

ハワイバカンスの際にはホノルルのスーパーで大きなマヒマヒの切り身を買って、

コンドミニアムのキッチンでよく料理しました。

バター醤油ソースのムニエルに仕立てるとハワイのお米「田牧米」が進む進む。

「北海道にもマヒマヒあればいいのにね~」なんて言っていたのが

まさか、本当に北海道の浜にマヒマヒが揚がるとは。

10キロ100円のシイラ、マヒマヒがどういう流通ルートをたどったのか、

近所のスーパーの魚コーナーでは姿を見かけていません。

我が家のキッチンで時ならぬマヒマヒ料理はお預けのようです。

残念なような、これでいいような。

英語ではドルフィン・フィッシュ、

ハワイ語のマヒマヒは「力強い」という意味。

ルアー釣りの際、力強く引っ張るさまから名づけられたアロハな高級魚。

南の魚はやはり南で元気に泳ぐべし。

台風によって海水が激しくかきまぜられ、

少しずついつもの水温に下がりつつある秋の海。

北の海では秋刀魚や秋鮭が戻ってきた。

マヒマヒもアロハの海でいつものように力強く泳いでいるだろう。

いつかまた、ハワイのスーパーで再会したいものだ。

今度はハニーマスタードソースで仕上げてあげる。

愛しのマヒマヒよ。

(写真は)

ハワイのビショップ博物館のミュージアムショップで手に入れた

イプ(ひょうたん)の小物入れ。

ハワイの海んちゅのイラストがキュート。

これからマヒマヒを釣り上げにいくのだろうか。