コンパクトコーヒー
今朝のコーヒーはひときわ味わい深い。
真っ赤なイタリア車みたいなマシーンで淹れた一杯。
気分はミラノマダムだ。
長年愛用してきたコーヒーメーカーもとうとう引退の時を迎えました。
黒いロボットのようなフォルムも
10杯まで淹れられる大容量も
ペーパーレスの金属フィルターも
フォームミルクができる機能も
すべてお気に入りだった1台でしたが、
喜んでカプチーノを淹れまくったのも最初だけ。
フォームミルクタンクの洗浄が面倒で開店休業状態に(笑)
単なるコーヒーメーカーとして長年働いてくれましたが、
保温機能がだめになり、
お湯を落とす機能にも支障をきたすようになり、
人力でドリップせざるを得なくなり、
単なるコーヒーサーバーとして、
それでも健気に働いてくれていたのですが、
さすがに引退勧告を申し渡すことにしました。
満身創痍の往年投手の肩をそっとたたいた気分。
肩をたたく手が辛かった。
本当にお疲れさん。
昨日、後継投手、いやいや、後継機種を探しに
駅前のヨドバシカメラのコーヒーメーカー売り場に行きました。
引退する黒ロボット型の彼もイタリア製。
同じメーカーの後継機種を探すが、生産中止のようで、
10杯淹れられる大容量タイプはかなり大型のマシーンになる。
限られたキッチンスペースにぎりぎりの大きさだ。
もうひとつはコンパクトなフォルムがイタリア車のようなタイプ。
カラーも色々選べて美しいが、6杯までしか淹れられない。
迷う。
黒い大型マシーンはスタバみたいな完璧なスチームミルクが作れる。
だが、でかい。
コンパクトタイプは実に洗練されたデザインで無駄な機能は一切なく、
ただコーヒーを淹れ保温するのみに徹する潔さがある。
だが、小さい。
大型の外国人ピッチャーか、
速球一本勝負の小柄な日本人投手か、
補強に迷うスカウトの心境だ。
最後は球団のロッカーのサイズで決めた。
うちのキッチンに大型外国人投手はサイズオーバーだ。
すっぽり収まるミニマムサイズが、ちょうどいい。
成長か、質の追求か。
我が家の未来戦略コーヒーメーカー部門はダウンサイジングを選択しました。
夫婦二人に大容量は必要ない。
スチームミルクに喜ぶのも最初だけ。
要らない機能に大きなスペースを割くのは空間の無駄。
大きいことに幸せを感じる季節は過ぎていったのだ。
新しい朝の相棒。
コーヒーを美味しく淹れて保温することだけに徹するデザインは
ミニマムな美しさに溢れている。
カラフルな色の中から、思い切って真っ赤なマシーンを選んだ。
コンパクトなボディーには強い色がかえってキュートで映えるのだ。
よろしくね。
今日から長いおつきあいになりそうだ。
小さなため息も喜びもそっと見守っておくれ。
君と一緒に
毎日、新しい朝をはじめよう。
(写真は)
我が家のキュートなイタリア娘を紹介します。
真っ赤なボディが素敵でしょ。
名前をつけたくなってきた。
ソフィア?マリア?ロレッタ?
コーヒーを飲みながら考えよう。

