幸せなフライパン
そうだったんだ。
青ちゃんのフライパンはホームセンターのPB商品だったんだ。
昨日30日(火)のUHB「さあ!トークだよ」のテーマは
「夏はホームセンター!~ホームセンターでお宝発見」。
金曜日のお料理コーナーで人気の青山則靖氏、青ちゃんのご愛用フライパンは
スーパービバホームのPB商品「アリシア」シリーズと判明、
しかも各サイズ取り揃え、20cmサイズで780円というお手頃価格。
スタジオディスプレイ用にお借りしてきたチーム・フライパンの中に
欲しかった28cmサイズを発見、
番組終了後、即、お買い上げ!
嬉しい。
心から嬉しい。
お洋服買ったよりも、望外に嬉しいかもしれない。
女とフライパンは戦友のようなもの。
暑い夏も寒い冬もキッチンという戦場で苦楽を共にしているのだ。
我が家のキッチンに待機している戦友たちは
先代の28cm、現役の28cm、元の色がわからないくらい酷使された18cmと
いずれも消耗が激しく、新戦力補強を考えてはいたのですが、
夏のサンダルは衝動買いしても
フライパンのそれはなかなか難しく、今に至っていたわけで。
使えそうですよ。
この新戦力フライパン。
中はテフロン加工、外側はステンレスなので、ごしごし金タワシで磨けます。
適度な重さが「あおり」にちょうど良いし、
深さがあるので、焼く・炒める・煮込むもOK。
料理のプロ、青ちゃんご使用、プロユースというお墨付きが誇らしい。
持っただけで、料理の腕が上がったような気分になります。
そして、これで、夫婦喧嘩の種が一つ減った。
「だめだ、焦げ付く、最低だ、このフライパン」。
ある週末、急にそば粉のクレープが食べたくなり、キッチンに立ち、
18cmのフライパンで焼き始めた夫のこの一言が
私の地雷を踏んだ(笑)
「私がずっと使ってきたフライパンに、そんなこと言わないで!」
部下の老兵を侮辱された指揮官の気分だ。
息子が幼い頃から、
小さなホットケーキやお弁当のウィンナーやあなたの目玉焼きだって、
黙って毎日毎日、焼き続けてきて、
それで、テフロン加工もハゲハゲになって、
それでも、引退せず(させてもらえず?)現役でがんばってくれているのに、
「最低」って。
「私のフライパン」をかばって、半泣きで怒る妻の心理など、
わかるはずもない夫はぽか~ん&逆切れ(笑)
無言で「最低なものは最低だ」と言わんばかりに、
いらだたしげに焦げ付くクレープをひっくり返そうとしている。
夫婦喧嘩の種はどこに転がっているかわからない。
そば粉のクレープでお洒落な週末ブランチ、になるはずが、
フライパンをはさんで冷戦状態にしばし突入。
ま、平和と言えば平和な風景ではありますが。
使い込んだフライパンを勝手に擬人化し、抗議されても、
それは迷惑な話とはわかっていますが、
だって戦友ですからね。
思わずかばう女心、男にはわからなくてもしょうがない。
大丈夫、青ちゃんのフライパンがやってきた。
そば粉のクレープであろうと、道産小麦粉のクレープであろうと、
それは綺麗に完璧に焼きあげてくれるに違いありません。
「このフライパン、最高」と言わせてあげようではないか。
元の色がわからないくらい働いてきた18cmの老フライパン。
ごめんね。何度か床に落とされて、かすかにゆがんでさえいる。
でも君にしかできない仕事がある。
ジャガイモと卵たっぷりのスペインオムレツ「トルティーヤ」は
ちょっとゆがんだ君と卵の間にオリーブオイルがいい塩梅で行きわたり、
それは完璧にひっくり返すことができるんだ。
まだまだ、引退なんてしないでおくれ。
老兵は死なず。
静かに仕事をこなすのみ。
たかがフライパン。
されどフライパン。
(写真は)
我が家の救世主?
「アリシア」シリーズ 28cmのフライパン。
1280円なり。
夫婦円満のコストはお手頃価格だった。

