エルムの親戚
爽やかな月曜日の朝。すっきり晴れ渡った6月の青空が
恨めしい・・・
コーヒーの香りがわからない・・・
バナナヨーグルトも味がしない・・・
鼻の下が・・・真っ赤っか、痛いよ〜
北海道の初夏の風物詩(涙)白樺花粉アレルギー、
肌寒かった今年はピークがずれこみ、
私の場合、昨日の日曜日からマックスであります・・・。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、いっそ、眼球を丸洗いしたい気分。
今更ですが、くしゃみって、全身運動なんですねぇ、
フェ・・フェ・・・フェェ〜〜〜ックション!
エレガンスとは対極のオヤジ系くしゃみの連発で、腹筋が軽い筋肉痛。
しかし、あまりに絶好のおでかけサンデー、
新緑の誘惑には勝てない、ポケットティッシュ5つ装備して、
ロングロングお散歩してきましたよ♪
YOSAKOI最終日に燃える大通公園を抜けて、駅前通りを曲がり、進路を北に。
くしゃみ、ティッシュ、くしゃみ、ティッシュ・・・手元鼻元は忙しいが、
6月の北海道の新緑の美しさといったら・・・
何度でも言うけど、世界中に輸出できる鉄板コンテンツ。
どこの都市とも違う、北海道の緑。その清々しい色は
長い冬を耐えて、生命の喜びを謳歌するような青春の輝きにも似ている。
北海道の青春と言えば・・・そう、目的地は「北大祭」
新緑の北海道大学のキャンパスであります。
大学院に通う友人から「超インターナショナルで面白いよ」とリコメンドされ、
ロングロングお散歩がてら行ってきました。
北大は取材で何度も訪れてはいますが、
純粋に遊びに来たのは、学生時代に東京の友人と観光に来て以来、
で、「北大祭」はこれが初めて。
広いキャンパスのメインストリートには賑やかな模擬店がはるか彼方まで連なり、
人、人、人!YOSAKOIに負けない驚異の集客力。
そして友人の言う通り、超インターナショナルな光景、
タイ、モンゴル、バングラデシュ、インド、中国、韓国、台湾、
スペイン、ポーランド、アメリカにアフリカ諸国・・・
世界各国の国旗がはためき、世界各国の美味しい匂いがする。
留学生たちのお国自慢の模擬店が
「オイシイです、コレ!」「ヤスイですよ、コレ!」と
お客の胃袋を誘惑する(笑)。
「何、食べようか?」
一通り、眺めた後で、慎重にセレクト(笑)
普段あまり食べたことないもの、その場調理で美味しそうなもの、
そして夫の個人的見解、キレイなお姉さんのいるところで調達。
モンゴルの揚げ餃子、フィリピンの「プト・チーズ」というおやつ、
タイの焼きそば「パッタイ」を、緑の芝生の上で味わいました。
どれも、美味しい。揚げたて、作りたてで模擬店の域を超えるハイレベルなお味。
しかも、北大そのものが広い広い広いオープンカフェ、
新緑のロケーション、アカデミックな空気が最高の調味料です。
世界各国留学生ゾーンを抜けると、今度は日本全国お国自慢ゾーン。
広島のお好み焼き「大阪の人が焼いてる(そう呼びん込んでた)たこ焼き、
沖縄そばにサーターアンダギーなど出身地別の模擬店が並んでいます。
ここも夫の個人的見解で「新潟県人会のおにぎり屋」さんで
いまどきの学生くんが握ってくれた新潟米の塩むすび、一個80円を購入。
「旨いが、握りがあまい」新潟県人は、おにぎりに妥協しない(笑)
くだんの友人が言ってましたが、
全国各地から来た学生たちは、日常も、北大祭などの非日常でも、
学生以外のふつうの人、近所のおじさん、おばさん、子供たちが
大学のキャンパスを行き来している風景にとても驚くそうです。
こうした北大の懐の広さも、世界に自慢できる鉄板コンテンツです。
北大祭で自慢の味を披露してくれた世界各国の留学生や
全国から来た学生たちは卒業後、それぞれの道へ進むわけですが、
北大で過ごした青春は忘れることなく、
きっと、北海道のことを「親戚」のように思って、折に触れて思い出し、
機会があったら里帰りしてくれることでしょう。
世界中に日本中にエルムの親戚ができるというわけです。
「大学」という存在は、地域に貢献してくれる頼もしい「親戚」を作り出す
強力なソフトでもあるのですね。
いいところ、見〜っっけ♪
この夏は、本と敷物とミネラルウォーターだけ持って、北大へ通おう。
緑と知の集積の香りをかぎながら、読書とお昼寝だ。
少しはアカデミックな夢を見られるかもしれません(笑)
(写真は)
北大祭見物前に、まずはクラーク博士にご挨拶。
なぜか一瞬で青年の気持になる。
自然と胸を張り、大志を抱きたくなる。

