キミはともだち
キミはともだち。
You’ve got a frend in me
映画「TOYストーリー」のテーマソング♪
今朝の「野宮的コフレ」では
マイケル・ブーブレの大人カバーヴァージョンでお送りしました。
子供にとっても大人にとっても、
「キミはともだち」、そんな大切なおもちゃがあるはずです。
今日5月4日は「こどもの日」イブ。
旧暦の5月4日、沖縄では「ユッカヌヒー」(4日の日)といって、
昔、首里や那覇ではおもちゃの市が立ち、
この日は子供たちは年に一度だけ、おもちゃを買ってもらえる日、
クリスマスのように楽しみにしていました。
そのユッカヌヒーのおもちゃ市で売られていたのが「琉球張り子」の玩具です。
今はおもちゃの市もなくなり、琉球張り子を作る人も途絶え、
幻のおもちゃとなりかけていましたが、
若いアーティストによって現代に甦りました。
沖縄の文化発信基地として注目されている桜坂エリア。
市場へ下る坂道の途中、小さな路地を入ると黄色い可愛いお店が現れます。
「玩具ロードワークス」
琉球張り子を復刻した豊永盛人さんのお店。
沖縄県立芸術大学で彫刻を専攻していた彼は
アフリカのフォークアートに魅せられているうちに
この琉球張り子を知り、はまっていきます。
でも資料も何もない、作り方もわからない。
博物館に通って実物を観察し、東北の張り子工房で技術を学び、
「農家が野菜を作るように」丹精込めて、幻のおもちゃを甦らせました。
赤いお馬さん「チンチン馬グヮー」
沖縄のおきあがりこぼし「ウッチリクブサー」
一目で惚れちゃいました・・・
素朴で愛らしくて、どこかユーモラスな表情。
南国らしい彩色と大らかな筆使い。
「キミはともだち」
一瞬で意気投合したともだち、琉球張り子のお人形、
自分にはもちろん、友人にもと、
何人か(笑)北海道まで連れ帰ってきました。
豊永さんの琉球張り子は
近所の習字教室からもらってきた書き損じの半紙が材料に使われています。
子供たちが一生懸命お稽古した半紙がニカワで固められて、
お人形の土台になっていくのです。
子供と、おもちゃと、大人と・・・
昔と、おもちゃと、現代と・・・
おもちゃは、色んなものをつないでくれる
大切なともだち。
氷雨降る札幌の窓辺、
私のともだち
ウッチリクブサーとチンチン馬グヮーは
今日ものんびり微笑んでいます。
見たことのない
遠い昔の沖縄、ユッカヌヒーのおもちゃ市。
「おい、どれにする?」「私、これがいい!」
子供たちの弾んだ声が聞こえるような気がします。
明日は子どもの日。
おもちゃは「キミのともだち」
大事にしようね。ずっと。
(写真は)
「玩具ロードワークス」の琉球張り子たち。
ひとつひとつが手作り、それぞれに表情が微妙に違うのも魅力。
またたくさん量産できるものではないので、数に限りがあります。
出会えたら、「ともだち」にしたくなると思うよ♪

