カラダからはじめよう

連休明けの火曜日。

早朝の札幌は

「あの、喧嘩売ってますか?」と

突っ込みたくなるような美しい朝日でした。

雪、みぞれ、氷雨、冷たい雨またはどんより曇り空だらけの連休だったのに、

明けたとたん、これですか、元気な朝日ですか・・・

いやいや、これもおてんとさまからの

「さあ、いつもの火曜日、頑張れ~」の激励でしょう。

「めざましテレビ」の占いは、魚座、UNHAPPY↓でしたが・・・

いやいや、これも「HAPPYめざして頑張れ~」というお達しでしょう。

とはいっても

連休明け、朝から調子が出ないという人は

「何かひとつ新しいものを身につける」と

モチベーションがぐんとアップするらしいですよ。

これも「めざましテレビ」が魚座へフォローするかのように言ってました。

ハンカチ、ネクタイ、お弁当箱、小さなアクセサリーとか、

何かひとつ新しいものと一緒に連休明けスタート、気分一新されるかも。

私は新しいタオルを一本おろしました。

これで運気アップ↑

そんな朝、このニュースで目が覚めました

昨日の連休最終日

京都大学にイリオモテヤマネコが現れた!

めったにメディアに姿を現さない村上春樹氏が

京都大学で公開インタビューに臨んだというニュース。

抽選で選ばれた幸運な500人のハルキニストを前に村上氏は

「僕はイリオモテヤマネコ、そっとしておいて下さい。

近付くとかみつくかもしれません」と

シャイな自分をユーモラスに表現したそうです。

この京大での講演前には、朝、鴨川沿いを走っていたというランナー村上春樹氏。

昨日、早起きした京都人は

鴨川沿いをひた走る一匹のイリオモテヤマネコを目撃していたかもしれません。

村上春樹はランナーです。

まず走る。

走ることから始まる。

だから村上春樹の小説は読み終わると不思議な爽快感があるのかもしれません。

時に難解とか、不可解と評されることもありますが、

頭の中でこねくりまわしたようなべたつくような難解さはちっともなく、

文字を追ううちに、

滞っていた血液やリンパ液が流れ出すような快感があるのです。

身体性、というのでしょうか。

カラダからはじめよう。

シンプルにそう語りかけているように思えます。

ボストンマラソンのテロ事件についてニューヨーカー誌に寄稿した村上氏は

「この傷を記憶し、痛みから目をそらさずに

誠実に静かに時を積み重ねる必要がある」と語り、そして、

「私は毎日走り続けることを通し、

傷つき、命を失った人たちを悼む」としめくくっています。

新鮮な朝の空気を吸い込み、

血液を循環させ、筋肉を収縮させ、関節を動かし、

一歩、また一歩と踏み出す。

外部のエネルギーに頼ることなく、自ら生み出す身体的エネルギーだけで走る。

その一歩一歩からはじめてわかることがある。

カラダからはじめよう。

痛みを理解することも、傷ついた人を悼むことも

頭でっかちじゃなく、まず、自分の一歩一歩、カラダからはじめよう。

私はそう教えられたように感じました。

ペンを持つ世界でただ1匹のイリオモテヤマネコ。

彼の走るスピードに

ノーベル文学賞が追いつく日もそう遠くありません。

(写真は)

旅の終わりの一つの風景

帰りの飛行機のトランジットタイム。

夕刻の羽田空港、伊勢丹カフェ。

斜めになった日差しに飛行機の尾翼が切なく光る。

旅は終わった。

さあ、きょうから、また、はじめよう。

☆明日 5月11日(水)午前9時49分~UHB「さあ!トークだよ」出演します。

寒かったGW、この週末リベンジおでかけの方必見♪

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