美しいスポーツ

サッカーは

おそらく最も美しいスポーツだと思う。

確かに

観戦していても

点はなかなか入らないし、

入らないと苛々するし、

失点した時の絶望感と言ったら、

人生がそこで終わるわけじゃないのに、

一瞬この世の終わりを見たかのようにさえ感じる。

一個のボールが

ゴールネットを揺らしたか、揺らされたか、だけのことなのに。

天国と地獄を90分間繰り返すスポーツ。

だから

ゴールの瞬間の歓喜は

絶頂、なのである。

「俺のゴールだ~!って思いましたよ」

「それほどに嬉しかった」

コンサドーレ札幌の新指揮官

財前恵一監督の言葉です。

昨夜、道新ホールで開かれた

道新ぶんぶんクラブ主催のトークショー「燃えろ!新生コンサドーレ2013」

MCとしてトークのお相手を務めたのですが、

終始、穏やかに言葉を丁寧に選びながらお話されていた財前監督、

その温度がきゅっと急上昇しました。

「今季開幕戦の千葉戦 終了間際のロスタイム、内村選手のゴールの瞬間、

何を思いましたか?」と質問した時のことです。

「ものすごく嬉しかった!

俺のゴールだ~!って思いました」

蹴ったのは内村選手ですが、

そのボールには

選手、サポーター、そして、

もしかしたら誰よりも開幕戦勝利を渇望していた監督の魂が込められていたのでしょう。

室蘭大谷高からプロへ。

天才MFと呼ばれた財前選手。

サッカーを観たことないおばあちゃんでも知っている「ザイゼン」の響きは

地元室蘭では特別だった。

「そんなことないですよ、

ぜんざいって、呼ばれてましたから」

誰だ?天才財前をぜんざいって呼べるのは(笑)

自分がゴールしたと感じるくらい嬉しかった開幕戦が

現時点での今季ベストゲームだという。

はじめ良ければ終わり良しだ。

長いシーズン、苦しい時期、辛い時期、我慢の時期もあるだろうけど

スタートでベストのイメージを抱けたことは

監督にとって

自分自身を支える大事な背骨になっているのではないだろうか。

「サッカーは勝ったり負けたり。

本当に簡単じゃない。

でも自分のサッカー観は変わらない。

サッカーは、面白い」

財前監督の言葉は、シンプルで、だから沁みる。

サッカーは美しい。

緑の芝を

しなやかな筋肉をまとった赤と黒のユニフォームが疾走する。

コンサドーレ札幌が発足した年、

ホーム厚別で生まれて初めて眼の前でみたプロサッカー。

その瞬間的な美しさに

恋に落ちた。

だから

90分、いやそれ以上、ボールがネットを揺らせなくても

いつか恋人が微笑む瞬間見たさに

スタジアムに通う。

色々な恋がある。

(写真は)

トークショー終了後の楽屋。

ほっとした(笑)財前監督(中央)と道産子若手3選手。

右から横野選手・榊選手・櫛引選手。

体脂肪9%の美しい肉体をめったに見られない私服に包んで。

・・・9%だって・・・・

☆お知らせ

明日4月24日(水)UHB「さあ!トークだよ」ゲスト出演します。

テーマは「春になってビックリ、うんざり」.記録的な今冬の雪が解けた・・・その後に・・・

ああ、びっくり、うんざりありませんか?実は・・・我が家でも・・・衝撃の写真、TV初公開です。