いちばん遠い天国の島

野宮ブログ。

まずは沖縄一人旅の報告から。

沖縄の春は「うりずん」。

暑くもなく寒くもなく、心地よい風が吹き抜ける穏やかな天候が続きます。

うちなーんちゅが一番好きな季節。

実は隠れたベストシーズン。

那覇を拠点に今回の旅の目的は

人口403人の「沖縄でいちばん遠い島」に泊まること。

渡名喜島。

那覇の北西58キロにある離島。

飛行機も高速艇もなく、那覇から2時間、1日1便のフェリーが唯一のアクセス。

もっと離れた島はいっぱいありますが、

日帰りできず一泊するしかない。

しかも台風の通り道で欠航も少なくない。

で、「いちばん遠い島」と言われます。

台風を避けるために地面より低く作られた赤瓦の民家。

緑のフクギ並木と白砂の小道。

沖縄の原風景が集落として残るのは

今やこの渡名喜島だけとか。

国の「伝統的建造物保存地域」にも指定されています。

その赤瓦の古民家一棟丸ごと泊まれる民宿があるのです♪

集落の中に6棟ほどが点在していて、

これも赤瓦の事務所兼食堂で鍵をもらって

白砂の小道をてくてく歩くと、

今晩のお宿に到着。

昔、豚を飼っていたフールという石造りの小屋の跡も。

本島ではほとんど見られない風景です。

南国の鳥の声と

緑のフクギの葉のそよぎと

自分の深呼吸の音以外

何にも聞こえない。

世界一幸せなお昼寝ができる島。

渡名喜島。

島を1周、案内してくれた民宿のにいにい、高橋さんは埼玉出身。

静かな島を求め、三線片手に渡名島島にやってきて3年。

「高橋さんは、ずっと渡名喜にいるんですか?」

「う~ん、帰る理由がないからね」

哲学的名答だ。

魂が裸になれる島。

那覇から2時間で行ける天国の島です。

「うりずん」なのに肌寒かった・・・

息子のパーカー奪い取ってきて良かった。

渡名喜島の「私」の赤瓦の古民家前にて。